JavaエンジニアはAndroidアプリ開発にひっぱりだこ

「Developer Economics Q1 2014」発表

「Developer Economics Q1 2014」はVisionMobileが発表するアプリ開発動向調査結果です。調査対象は全世界127カ国、7000にものぼるアプリデベロッパーという、世界最大規模のレポートです。この結果によると、スマホを主とするモバイルアプリはキラー・テクノロジーであることがわかります。同調査によれば、2013年のアプリ開発は6.8兆円であり2016年には倍以上の14.3兆円規模となるだろうと予測されています。アプリ開発者の世界分布はアジアが最も多く世界の32.9％を占め76万人いるといわれます。開発環境比率をみると、優先度順位としてはAndroidが37％でトップとなりました。

アプリ開発の収益状況

ここでアプリ開発に関わるすべての人が注目する収益性についての調査結果を見ていきましょう。アプリ開発のマネタイズ手法としてはダウンロード課金、広告収益、フリーミアムなどがメジャーですが、実は今もっとも伸びているのはコマース売上で、月平均収益で見て28万円という調査結果が出ています。矢野経済研究所が2013年10月に発表している「国内スマートフォン・コマース市場規模予測」でも、調査時点の2013年見込み1.35兆円から2015年には2倍近くとなる2.67兆円まで伸びるだろうとされています。

増加するJavaエンジニア募集

これらの調査結果から見ても日本国内におけるAndroidアプリ開発案件の増加に今のところ疑いの余地はありません。Androidアプリのネイティブ開発にはJavaエンジニアが必要不可欠です。
ITエンジニア専門の業界大手求人サイト「レバテックフリーランス」の募集概要をざっと見ても「Java開発経験」が条件となっているものが目立ちます。Javaはその汎用性の高さからAndroidアプリ案件に限らず多くの業務系システム開発等にも採用される言語です。Java開発とアプリ開発の経験値は今後フリーランスとして活躍する上でも有利になると言えるでしょう。

Javaでの開発がメインのAndroidアプリケーション開発が盛んな今、プログラマやシステムエンジニアとして活躍する以上、ぜひ習得しておきたい言語の一つです。

出典：（無料登録）レバテックフリーランス